【ブルーベリー農家】さわやかブルーベリーファーム市原の物語
さわやかブルーベリーファーム市原は、千葉県でブルーベリーの摘み取り体験と、完熟ブルーベリーを通販でご提供しているブルーベリー農家です。
千葉県最大級、合計43品種の完熟ブルーベリーを取り揃えています。
「味覚の宝石箱」ともいえる完熟ブルーベリーを、ゆっくり食べくらべる楽しさをご体験ください。
日本有数の多品種をそろえ
「日本一甘く美味しいブルーベリー」を目指しています!
さわやかブルーベリーファーム市原とは?
さわやかブルーベリーファーム市原は、千葉県市原市で、「日本でも有数の多品種のブルーベリー全43品種」を栽培する農園です。
こんにちは!
当園のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
さわやかブルーベリーファーム市原の園主、根本敬司(ねもと・けいじ)と申します。
私は今、全43品種のブルーベリーを育て、ブルーベリー狩りや通販でお届けしています。
少しだけ、私の思いと物語をお聞きください。
ブルーベリーは味覚の宝石箱。
ブルーベリーがただ「酸っぱい」という常識を変えたい農家です
突然ですが、あなたはブルーベリーに、どんなイメージをおもちでしょうか?
もしかしたら、「酸味が強い」「酸っぱいだけ」という印象をおもちかもしれません。
また、スーパーなどに売られている冷凍ブルーベリーは、かたくて、あまり美味しくない、と思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は私も、農家になる前は、ブルーベリーに、そのようなイメージを抱いていました……。
新鮮な「完熟ブルーベリー」の美味しさに衝撃を受けて
私は農家になる前、果樹農家をやりたいと思っていました。
「自分が本当に人生をかけて挑戦したい果物はなんだろう」
そんな風に考え、いろいろな農園に足を運んで見学させてもらい、たくさんの果物をいただきました。
その中でいちばん衝撃を受け、「これだ!」と強く感じたのが、ブルーベリーだったんです。
ブルーベリーは、どれも同じような形に見えていましたが、とんでもありませんでした。
甘いものもあれば、酸味のあるものもある。
大きいものも、小さく可愛らしいものもある。
柑橘のようなさわやかな香りのあるものもあれば、フローラルの香りを感じるものもある。
ブルーベリーが、種類によって味も食感も風味もまったく違うことに気づかされたんです。
果物のいいところを寄せ集めたようなブルーベリーは、まるで味覚の宝石箱!
すっかり私は魅了されてしまいました。
しかも、スーパーで市販されている「冷凍ブルーベリー」と、農園の摘みたてを食べる「完熟ブルーベリー」の美味しさは、まさに段違い!
かたい、ただ酸っぱい、というようなブルーベリーのイメージは、私の頭からすぐに吹き飛んでしまいました。
困難なブルーベリー「多品種」栽培への挑戦
今、ブルーベリーを育てている農家さんは増えています。
でも管理もたいへんなので、栽培するものは、一般的に人気の品種のみにとどまることも少なくありません。
『様々な味の特徴をもつ「たくさんの品種の美味しいブルーベリー」を、一度に食べ比べできる農園』
というのはまだ決して多くありません。
通販でブルーベリーを販売している農家さんもたくさんいらっしゃいますが、複数の品種をまぜ、冷凍ブルーベリーの状態で届ける方がほとんどです。
たくさんの種類を栽培することは、管理にも手間がかかり、とても大変なことです。
ですが全国のお客様に、ブルーベリーの本当の魅力に気づいていただくためには、「43品種」という、様々な味をもつ多品種の生育に挑戦するしかない! と感じました。
「ブルーベリーはただ酸っぱいだけだ、という方の常識を変えてみたい!」
「本当に甘く美味しいブルーベリーをお届けして、ブルーベリーの魅力を日本全国に広めたい」
そんな気持ちから、私は以下のミッションを考えました。
✅ブルーベリー狩りに来てくださったお客様には、できるだけたくさんの品種を、完熟の状態で摘み取っていただけるようにすること。
✅農園にいらっしゃることのできないお客さまにも、通販で、気軽に完熟ブルーベリーの食べ比べを楽しんでいただけるようにすること。
これが、私の魅了されたブルーベリーの美味しさを伝えていくための、いちばん良い方法だと考えています。
こうして私の、人生をかけた挑戦が始まりました。
美味しいブルーベリーを通して、たくさんの方を笑顔にできる農家になりたい!
当園には、ブルーベリーの育つ6月になると、毎年たくさんの方が来園してくださいます。
私は、お客様が楽しそうにしてくださる笑顔を見るのが大好きです。
お子さまやご家族の笑い声が聞こえてくると、ブルーベリーを大切に育ててきて良かったな、と、嬉しい気持ちになります。
元々は農業の好きなサラリーマン。自分の農作物で笑顔になる方がいることが幸せです
実は私は、もともと農業を仕事にしていたわけではありません。
父がお米を作る兼業農家で、その手伝いをしながら育ちましたが、ガス関係の会社に就職をしました。
『農家じゃないということは、農業経験が少ないの?不安だなあ』
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。ご安心ください。
私は小さい頃から里山が好きで、田舎暮らしはとても長く、若いころからサラリーマンをしながら父の手伝いでお米作りをしていました。
また、自分でも休耕地を開拓して果樹の栽培をしていたので、農業経験はとても長いんです。
農業は、雑草との戦いや小動物との知恵比べです。
失敗は数えきれないほどしています。
でも、自分が手塩にかけて育てた野菜を、小さいお子さんや、家族が美味しそうに食べてくれるときは、何物にもかえがたい喜びがあります。
年を重ねるにつれて、農業の面白さに段々惹かれていく自分がいました。
農業に定年はありません。
ご近所のご高齢の農家さんが、生き生きと作業をしているのを見ていて、「こんな風に生きていけたら楽しいだろうな」とも思うようになりました。
「あの頃、自分の育てた農産物を家族が喜んでくれたように、多くの方の笑顔が絶えない農園を作りたい!」
それが私の原動力です。
「日本一甘く美味しいブルーベリー農園」を目指して、日々研究! 挑戦を続けています
私は「日本一甘く美味しいブルーベリー農園」を目指して、日々研究をしています。
日本一を謳(うた)うのは、たいへん勇気の要ることでもあり、困難な道でもあります。
私は、ブルーベリー狩りや、通販で、お客様に最高に美味しいブルーベリーをお楽しみいただくために、さまざまな工夫をしています。
✅ブルーベリーの原産国の土壌を再現するために、あえて土を使わないでブルーベリーを育てる。
✅ジューシーで生き生きとしたブルーベリーを実現するために、ポットで栽培し、水分が常に行き渡る環境を整備。
✅一粒一粒に栄養をしっかり行き渡らせるため、あえて一つの木のブルーベリーの実の量を制限。
などなど。
こういった工夫は、どれも手間がかかるものですが、美味しいブルーベリーを作るために、いっさいの妥協はいたしません。
これまで当園が実現したブルーベリーの糖度は、高いものでは「18度」以上。
これは糖度14度でも高いといわれるアップルマンゴーの糖度を、はるかにしのぐ糖度です。
ブルーベリーが、本当はこれほどに甘い果物だということを、ぜひあなたにも味わっていただいて、知っていただければと思います。
木の上でしか「完熟」しないブルーベリーだからこそ、いちばん美味しい「摘み立て」を食べてください
スーパーで売られているブルーベリーは、酸味が強かったり、甘みが足りなかったりして、美味しくないと思われたことはございませんか?
それもそのはず。
ブルーベリーは、木の上でしか完熟しない果物なんです。
スーパーに並ぶブルーベリーは、店頭に並べられ、買われるまでに長い時間がかかるため、どうしても「長持ち」させなければいけません。
ですから完熟する前に摘み取り、出荷してしまうため、甘みが少ないのです。
もしお時間が許すなら、ぜひ当園で、完熟したブルーベリーを、直接木から摘み取って食べてみてください。
ブルーベリーって、こんなに甘くて美味しかったんだ! と感じていただけると思います。
なんと500円玉の大きさにもなる大粒な果実や、国内ではまだまだぜんぜん知られていないような珍しい果実も取り揃えています。
とびきり甘いものだけではありません。
・柑橘のようなさわやかな酸味が感じられるもの
・口の中でとろけるようなもの
・甘い果汁が口いっぱいに広がるジューシーなもの
などなど、きっとブルーベリーの奥深さを感じていただけるはず。
ブルーベリーの味の違いを、存分にお楽しみいただけたらと思います。
都心からわずか1時間で別世界。
さわやかな空気を感じながら、ゆったり流れる時間をお楽しんでいただけます
さわやかブルーベリーファーム市原がある千葉県市原市(いちはらし)は、東京・横浜駅から、車で約1時間の場所にあります。
市原市は、緑の多い山々と田園風景が広がる、自然が豊かな南部にあります。
都心からたった1時間なのに、大地が熱を吸収してくれるので、都心に比べてずっと涼しく、過ごしやすいのも特徴です。
農園の周りは特に、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家に帰って来たような風景が広がっています。
緑につつまれた山々からの風や、近くにある高滝湖(たかたきこ)からそよいでくる風が、とっても気持ちいいんです。
なんと私たちの農園には、キジが遊びに来ることだってあるんですよ。
キジやセミの鳴き声を聞きながら、ゆったり流れるような時間のなかで、ブルーベリー狩りをお楽しみください。
日々の忙しさをいっとき忘れられるような、そんな幸せな時間の、お手伝いをさせていただきます。
私の目標は、お越しいただいたお客様から、笑顔で「美味しいね」と言っていただくことです。
毎年、当園に訪れてくださった方の「また来ます」というお言葉に、どれほどの喜びをいただいているか。
これからも、もっともっと美味しいブルーベリーを作って、笑顔の絶えない農園にしていきたいと思います。