2023/04/03
ジューシーな甘みの珍しいピンク色のブルーベリー「フロリダローズ」とは?フルーティな香りがするブルーベリーをご紹介
あなたは、ブルーベリーと聞くと、
何色の粒を想像されますか?
ほとんどの方は、「紫色」「濃い青色」を
想像されるのではないかと思います。
でも、なんとピンク色のとてもきれいなブルーベリーで!
しかも、とても甘く、ジューシーなブルーベリーがあるんです。
ということで、この記事では、
とびきり鮮やかなピンク色のブルーベリー
「フロリダローズ」をご紹介します。
完熟しても紫色にならず、鮮やかなピンク色のブルーベリー「フロリダローズ」とは?
あなたは、8月に食べられるピンク色のブルーベリーに、
出会ったことがあるでしょうか?
スーパーで売られているブルーベリーは、ほとんどが紫色ですよね。
日本で100種類以上もあるブルーベリーの品種の中で、
実は、わずか2種類のみ、ピンク色の実をつけるブルーベリーがあるんです。
かなり珍しいので、日本で知っている人もほとんどおられないでしょう。
今日は、そのうちの一つ「フロリダローズ」について、特徴をご説明します。
ピンク色のブルーベリー「フロリダローズ」一番の特徴はさわやかな甘さ!
フロリダローズは、酸味がほとんどなく、ジューシーな食感の美味しいブルーベリーです。
ブルーベリーといえば、「酸味がある」という風に想像される方も、たくさんいらっしゃると思います。
でも、フロリダローズは、完熟すると、酸味がほぼ消え、さわやかな甘さを楽しめます。
糖度15度以上の抜群の甘さ。アップルマンゴーをこえる糖度になります。
フロリダローズの糖度は、なんと、
高いもので、15度以上にもなります。
これは、アップルマンゴーの糖度(10~14度)をしのぐ甘さ。
ブルーベリーが、マンゴーより甘くなるなんて、あなたは想像ができますか?
摘み取り農園を華やかに彩ってくれる抜群の発色! 食べてみたくなること間違いなし
私はブルーベリー農園の
摘み取り体験のサービスを
お客様に提供していて思うのですが、
フロリダローズは、鮮やかなピンク色をしているので、とても目立ちます。
ですから、お客様も、吸い寄せられるように、
フロリダローズの方へ向かいます。
淡いピンク色が食欲を誘い、大人気の品種なんです。
表面がやや透明感を帯びたころが、香りが高く美味しいです。
上の写真を見てください。
これがフロリダローズの食べごろの写真です。
真ん中のフロリダローズは、表面がうっすら透明になり、たいへん甘くなっています。
大きさは、なんと50円玉をこえるものも。
中粒~大粒の果実が房なりに実ります。
果肉は少し柔らかめで、歯ごたえのあるものが苦手な方でも美味しく味わえ、どなたでも食べやすいブルーベリーです。
当園では、さわやかな甘さのピンク色のブルーベリー「フロリダローズ」を一番おいしい状態で食べていただけるよう、こんな工夫をしています。
当園では、美味しい「フロリダローズ」を食べていただけるように、こんな工夫をしています。
工夫1:農薬を減らして、安全なブルーベリーだけをあなたに食べていただけるようにしています。
今、「食の安全」が注目を集めています。
外国のブルーベリーは確かに安いかもしれません。しかし、収穫量を多くするために農薬をたくさん使っているかもしれません。あなたの口に入るときに、農薬が残っているかもしれません……
国産の完熟した美味しいブルーベリーを、食べて頂きたいので工夫しています。
農園内は防草ーシート敷きにして雑草の生えるのを押さえています。
ポットの雑草は手作業で草を取ります。
夏場など、1日ごとに草が伸び、あっという間に農園内やポットにも広がってしまいます。
どれだけ手間がかかっても、きれいな環境で、安全なブルーベリーを食べていただきたいと私は思っています。
工夫2:ブルーベリーの根や葉も果実にも、しっかり栄養を与えるとっておきの工夫があります。
さわやかブルーべリーファーム市原は、ブルーベリーが育ちやすい環境にこだわります。
さわやかブルーベリーファーム市原は、ポット栽培という特殊な栽培方法を取り入れています。
ポット栽培は、ポットの上で育てるので、木を大きく成長させません。
ポット栽培で根が元気に成長して、葉先までしっかり水分を行きわたらせることで、果実に十分な栄養が行き渡りやすくなるんです。
また、土づくりにも、いっそうこだわれるのがポット栽培の良いところです。
ふつうの栽培方法だとむずかしい、ブルーベリーにとって理想的な土づくりを実現しました。
少しずつ水と肥料を与えて、健康で生き生きとした「大粒で張りがあり、甘い」フロリダローズに。
無駄なく育てられるので、果実が大粒になり甘みがますんですよ。
環境にもやさしい育て方をしたブルーベリーなんです。
工夫3:フロリダローズの元気な枝を育て、栄養を一粒一粒に行きわたらせるために、枝や花の数を減らします。
「美味しさがギッシリつまったブルーベリー」を作るために、大切な栽培方法。
冬の剪定(せんてい)
美味しいフロリダローズを育てるために、古くなった枝や無駄な枝を取り除き、元気で優秀な枝を残し樹形を整えます。
そして1本1本の枝にある花芽の数の調整もします。
枝に十分に栄養が行き渡るようになります。
春の摘花・摘蕾(てきか・てきらい)
花が咲く春に、花の数を減らします。
残した果実に栄養を十分に行きわたらせるためです。
実がついてから元気な実を育てるために、
小さな実や元気のない実を再度摘み取りします。
大粒の実を育てるための必要なことです。
収穫時期
収穫期。色つやが良く、ピンク色のブルーベリーが木になっている。美味しそうだな‥‥。
市場への出荷を中心とする農家さんは、まだ完熟していないブルーベリーを、日持ちのために、収穫してしまうことがあります。
でも、フロリダローズが一番おいしくなるのは、もう少し先。
完熟のフロリダローズが、実の表面がうっすら透明になっているものを食べてみてくださいね。
実をちょっと触ってポロッととれたら食べ頃です。
さわやかブルーベリーファーム市原へ、フロリダローズを食べにお越しください!
食べごろは、7月中旬~8月上旬まで。糖度15度以上の、日本でも珍しいフロリダローズを食べにいらしてみませんか。
フロリダローズは、夏休みにぴったりの種類です。
甘いもののお好きなお子様にも。
ご家族のお休みにも。
スイーツの大好きな学生さんにも。
みなさんで、さわやかブルーベリーファーム市原へ、フロリダローズを食べに、遊びにいらしてください!
お待ちしています。